夏のゴルフは、青々と茂ったラフにボールが沈み込んでしまうことが多い季節です。ラフに入ったボールを探す時間が長引くと、プレーのリズムも崩れ、同伴者にも迷惑がかかってしまいます。そんな悩みを減らすために注目したいのが「ボールの色選び」です。
いまやボールは白だけでなく、イエローやオレンジといったカラーモデルも豊富にラインナップされています。この記事では、夏の濃いラフで見つけやすい色を科学的な視点から解説し、さらにおすすめの市販モデルをご紹介します。
ラフの緑と相性の良いボールカラーとは?
人間の目は緑の波長に最も感度が高い反面、緑と近い色は背景に溶け込みやすい性質を持ちます。つまり、緑と補色関係にある色ほど芝の中で浮かび上がって見えるのです。
- 白:伝統的で見慣れた色。近距離では十分だが、強い日差しで白飛びしやすい。
- イエロー:曇天や夕方に強く、暗い環境でも目立ちやすい。ただし濃い緑と近いため、遠目では埋もれることも。
- オレンジ:緑とのコントラストが最も強く、夏ラフでの視認性は抜群。遠距離からでも点として浮かび上がる。
夏ラフでのおすすめカラーランキング
- オレンジ:最も探しやすく、夏ラフに強い。
- イエロー:曇りや夕方で安定感あり。
- 白:短距離なら問題ないが、太陽光下では紛れやすい。
おすすめのオレンジボール4選
ここからは、夏のラフで「見つけやすい」と評判のオレンジボールを紹介します。単なる色だけでなく、それぞれの特徴を踏まえて自分に合う一球を選びましょう。ちなみに筆者、割と保守的な選び方なので、テーラーメイドやキャロウェイといった最近頭角を現してきた(というか宣伝に力を入れ始めた)ブランドは今回外しました。ダンロップ、ブリヂストン、タイトリスト、それにホンマあたりが実態としては手堅いブランドだと思っています。
HONMA D1 オレンジ

とにかくコストパフォーマンスに優れたモデル。直進性が高く、ミスショットでも大きな曲がりが出にくい設計です。発色の良いオレンジカラーは、夏ラフの深い緑の中でもくっきりと浮き上がります。「安くて見やすいボールが欲しい」「ボールをよく失くしてしまう」というゴルファーに最適です。ただし同伴者と被ることも度々ありますので、ラインを入れるなど目印をつけることをお忘れなく。
SRIXON AD SPEED3 オレンジ

スリクソンの人気ディスタンス系ボール。かつてはAD333という名前でした。高初速と強弾道で飛距離を伸ばしつつ、視認性の高いオレンジでロストのリスクを減らせます。特にヘッドスピードが速くなくても飛距離を稼ぎたいアベレージゴルファーにおすすめです。
TITLEIST VELOCITY オレンジ

タイトリストのオレンジのボールというと、このVELOCITYです。そもそもカラーボールが少ないタイトリストで、ほとんどが白か黄色です。
ビビッドな発色が魅力のベロシティ。もともと高弾道で飛距離性能に優れていますが、オレンジカラーは遠目からでも一目で分かる鮮やかさがあります。力強く飛んでいった先でも見つけやすく、特に「飛距離は出るけどボールをよく見失う」というゴルファーに心強い一球です。
ただし円高の影響、かだいぶ高くなったように感じます。D1かAD SPEED3あたりで良い気がします。
昔はVELOCITYってSRIXONのAD333よりも安い部類だったと思いますので、タイトリストがお好きな方でない限りは、上述の2つのどちらかにするのが良いと思います。
BRIDGESTONE TOUR B JGR マットレッド

ブリヂストンらしい安定感と打感の良さが魅力。ソフトな打感と飛距離性能を両立し、オレンジの鮮烈な発色で夏のラフでも見つけやすい。中級者以上で「フィーリングと視認性を両立したい」という方におすすめです。JGRはオレンジではなく、マットレッドという新しい提案をしています。ちなみにバリエーションの中にはピンクもありますが、そちらはロゴがピンクという意味ですので、ボール自体は白です。
まとめ:ラフでの「見つけやすさ」は色で変わる
夏のラフでボールを探すストレスを減らすなら、オレンジボールが最も有効です。緑とのコントラストが強く、直射日光や距離があっても視認性を保ちやすいのが特長です。次点としてイエローが曇天や夕方に強く、白は短距離で無難ですがラフにはやや不利です。
ボール選びはスコアだけでなく、プレーの快適さを大きく左右します。もしラフでの探索に苦労しているなら、今回紹介したオレンジボールをぜひ試してみてください。プレーのテンポが良くなり、同伴者とのラウンドもより快適に楽しめるはずです。

