ゴルフシャフトの主要メーカー&ブランド徹底解説|キックポイントの違いと最新トレンド「捕まるヘッド×捕まらないシャフト」も紹介!

ゴルフシャフトは、スイングの安定性や弾道に大きく影響を与える重要な要素です。
最近のクラブ市場では**「捕まるヘッドに捕まらないシャフトを組み合わせる」**というセッティングが流行しており、
ヘッドの進化に伴い、より低スピン・左に行きにくいシャフトが求められるようになっています。

また、シャフトメーカーが「中調子」と表記していても、
実際にはしなりの位置が異なり、「中調子」の中でも先寄り・中元寄りといった違いがあるため、
シャフトを選ぶ際にはより細かい特性を理解することが重要です。

本記事では、主要シャフトメーカー4社(グラファイトデザイン、三菱ケミカル、フジクラ、USTマミヤ)のブランド特性と代表モデル、さらにキックポイントの違いについて詳しく解説します!


1. シャフトのキックポイント(調子)とは?

キックポイントとは、シャフトのどこがしなるかを示すポイントで、
スイング中の挙動や弾道の特性を決める重要な要素です。

キックポイント(調子)しなりの位置特徴適したプレースタイル
元調子(手元しなり)シャフトの手元寄りがしなる低スピン・強弾道叩いて飛ばすタイプ
中元調子(中間〜手元寄り)中間より少し手元がしなる安定感と強弾道を両立ヘッドをコントロールしたい人
中調子(バランス型)シャフトの中央がしなる直進性と操作性のバランス◎多くのプレーヤーに適応
中先調子(中間〜先端寄り)中間より少し先端がしなるつかまりが良く、弾道を上げやすい球を上げたい・つかまえたい人向け
先調子(先端しなり)先端部分がしなる高弾道・つかまりやすい球がつかまりにくい人向け

✅ 低スピン・低弾道 → 元調子・中元調子(例:ディアマナ PD)
✅ バランス型 → 中調子(例:TOUR AD IZ、DI)
✅ 高弾道・つかまり重視 → 先調子(例:スピーダー NX、ATTAS KING)


2. 主要シャフトメーカーとブランドの特徴&代表モデル紹介

① グラファイトデザイン(Graphite Design)|TOUR ADシリーズ

ブランドの特徴

グラファイトデザインは、しなやかさと直進性のバランスに優れたシャフトを得意とするメーカー。
特に「TOUR AD」シリーズはPGAツアー・国内ツアーともに高い使用率を誇ります。
カーボンシャフトの素材開発に強みを持ち、しなり戻りの速さが特徴

✅ 「AD」は「Accuracy & Distance(正確性と飛距離)」の略称
✅ 手元剛性を高めたモデルが多く、クセが少ない設計

代表モデルとキックポイント

✅ TOUR AD DI(中調子)

  • 中調子とはいいつつ、手元よりでハードヒッター向け
  • しなやかさを持ちつつ、インパクト時のブレを抑えられる設計

✅ TOUR AD IZ(中調子)

  • 直進性が高く、安定したスピン量でコントロールしやすい
  • メーカーは「中調子」と表記するが、実際には中元寄りのフィーリング

✅ TOUR AD UB(中元調子)

  • 低スピン・強弾道系で、左へのミスを防ぎたいプレイヤー向け
  • 「捕まるヘッド」との相性が良い

② 三菱ケミカル(Mitsubishi Chemical)|ディアマナ&テンセイシリーズ

ブランドの特徴

三菱ケミカルは、独自のカーボン技術に強みを持ち、高剛性・低トルクのシャフトが得意なメーカー。
「ディアマナ」「テンセイ」シリーズはツアープロからも高い評価を受けている。
特に元調子・中元調子の低スピンモデルが多く、叩いて強い球を打ちたいプレイヤーに人気

✅ 「ディアマナ」はしなやかなフィーリング、「テンセイ」はより剛性感が強い

代表モデルとキックポイント

✅ ディアマナ PD(中元調子)

  • 低スピン・低弾道で、強い球を打てるシャフト
  • メーカーは「中元調子」と表記するが、手元側の剛性がやや強く、実際は元調子寄りのフィーリング

✅ ディアマナ TB(中調子)

  • しなやかさを持たせたモデルで、幅広いプレイヤーに対応
  • 直進性を保ちつつ、適度に捕まりを抑える

✅ テンセイ 1K Pro White(元調子)

  • 高剛性で、暴れにくい設計
  • 左に行きにくく、低スピン・強弾道系

③ フジクラ(Fujikura)|スピーダー&ベンタスシリーズ

ブランドの特徴

フジクラは**「スピーダー」シリーズの走り系シャフトと、「ベンタス」シリーズの安定系シャフト**の2大ブランドを展開。
しなり戻りのスピードに優れたモデルが多く、特にスピーダーシリーズはアマチュアに人気。
一方、ベンタスシリーズはPGAツアーでも高使用率を誇り、低スピン・安定性に特化した設計

✅ 「スピーダー」は加速感、「ベンタス」は安定感が特徴
✅ 近年はベンタスシリーズがツアープロに人気で、使用率が急増

代表モデル

✅ スピーダー NX(先調子)

  • 走り感が強く、しなり戻りがスムーズ
  • 球をつかまえたい人や、弾道を高くしたい人向け

✅ ベンタス TR(元調子)

  • 低スピン・低弾道で、しっかり叩けるモデル
  • 方向性を重視するハードヒッター向け

✅ ベンタスブルー(中元調子)

  • しなやかさと安定性を両立
  • 直進性を保ちつつ、適度に捕まりを抑える

④ USTマミヤ(UST Mamiya)|ATTAS&LIN-Qシリーズ

ブランドの特徴

USTマミヤは**「しなり戻りの速さ」「振り抜きの良さ」を重視した設計**が特徴。
特にATTASシリーズは振りやすさを重視しつつ、しっかり叩いて飛ばせる設計が多い。

✅ 「ATTAS」は走り系、「LIN-Q」は低スピン安定系
✅ 日本市場向けのモデルが多く、アマチュアでも扱いやすい

代表モデル

✅ ATTAS KING(中調子)

  • 球を上げやすく、捕まりが良い
  • ドローを打ちたいプレイヤー向け

✅ LIN-Q M40X(中調子)

  • トルクを抑え、直進性を高めた設計
  • 左のミスを減らしつつ、飛距離性能を維持

5. 最近のトレンド|「捕まるヘッド×捕まらないシャフト」の組み合わせ

最近のゴルフクラブ市場では、ヘッドが進化し、捕まりやすい設計になっているため、
捕まるヘッド × 捕まらないシャフト」の組み合わせがトレンドになっています。

✅ ドローバイアスの強いヘッド(例:ステルス 2 HD、パラダイム X)
✅ 低スピンで左に行きにくいシャフト(例:ディアマナ PD、ベンタス TR、TOUR AD UB)

この組み合わせにより、ミスの幅を抑えて安定した弾道を実現するゴルファーが増えています。


6. まとめ|自分に合ったシャフトを選ぼう!

✅ メーカーの「中調子」表記でも、実際には微妙にキックポイントが異なるので注意!
✅ 最近のクラブセッティングのトレンドを活かして、最適な組み合わせを考える

ちなみに、筆者はヘッドスピードはそんなに速くありませんし、スライサーですが一般的に捕まるという先調子系のシャフトを使うと余計スライスしますし、軽いシャフトよりも重たいシャフト、いわゆるハードスペックと言われているもののほうが安定します。実はアベレージゴルファー向けのゼクシオのシャフトも純正シャフトは手元寄りになっているものもあります。雑誌やネットの記事だけを鵜呑みにせず、実際に色々試してみるのが良いです。店舗で試打が好きではない方は、中古でスリーブ付のシャフトを買ってみて試してみるなどしてみてください。

ぜひ、シャフト選びを通じて、自分のプレースタイルに合った最適なクラブセッティングを見つけてください!


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